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★性に対する罪悪感が不幸をもたらす

日付: 2014年01月30日

先週のメルマガで

自慰行為について書いたところ

多くの感想が寄せられました。

 

そのなかに女性も同じような経験を

もたれた方がおられました。

 

以下にそのメールを

紹介させていただきますね。

 

ともに考えていただければ幸いです。

 

★★★

 

実は私も小学生の時に

自慰行為を母親に見られ、

大きな声で怒鳴られました。

 

「何をしていたのか言いなさい」と…

 

長く黙っていると

服を引っ張られて

ワンピースのボタンが

ちぎれてしまいました。

 

私は泣きながら

「お父さんには言わないでね」と

訴えていました。

 

私は子供の頃からずっと自分を責めていて、

過去の出来事を

消し去りたいと思い続けていました。

 

また友達にも誰にも話せず、

20年ほどたった今でも

母親を恨んでいます。

 

自慰行為をしたことがばれることが嫌で、

恋人を作ることにも後ろめたさがあり、

このまま一生、

母親に知られないように

結婚できたらいいのに…

とさえ思っています。

 

その時の記憶がずっと

脳裏から離れず、

男女の関係は私の中ではタブーです。

 

男性全員が怖いですし、

表面的にはいくらでも仲良くなれますが、

そこから先の関係の進め方が分からず、

相手との境界線がない関係を

築いてしまいそうに

なったこともありました。

 

好きな男性と

身も心も一つになりたいと思いますが、

それに罪悪感という

ブレーキをかけて

進めないようにしている自分もいます。

 

今回のような自分と

同じような体験をされた方がいらして、

とても勇気づけられました。

本当にありがとうございました。

 

私にも心から信頼できる

男性がいるのだろうかとずっと疑問に思っていて、

自分に自信がありませんでした。

 

私のように一人で

性に関する悩みを持ち続けている人はみな、

励みになるのではないかと思い

勇気をふるってメールしました。

 

幸恵(仮名)

 

★★★

 

いかがですか。

 

なんともやりきれない悲しい話です。

 

たった一回の出来事で

それ以降の人生を狂わせてしまうのです。

 

私は小学生の高学年まで

寝小便をしていました。

 

よく母親から怒られたものです。

 

しかしそのことでトラウマになって

母親を恨んだことはありません。

 

しかし幸恵さんは

たった一度の母親の叱責で

母を恨み

男性と交際できないほどに

トラウマを抱えてしまったのです。

 

それは性に関することだからです。

 

いかに性の問題はナイーブで

人のこころに多大な影響をもたらす

ことでしょう。

 

それだけのパワーを性は秘めているのです。

 

ところで旧約聖書の創世記3章に

失楽園の物語があります。

 

アダムとイブは蛇にそそのかされ

禁断の木の実を食べました。

 

すると自分たちが裸でいることに気が付き

恥ずかしく思ってイチジクの葉で

股間を隠します。

 

二人は神の怒りにふれて楽園から追放されます。

 

実はこの神話ゆえに

人間はセックスが原因で堕落し

神から離れてしまったのだという

価値観を持つようになってしまったのです。

 

それ以降人類はセックスを

罪悪視するようになってしまいました。

 

本来の魂の欲求である性を抑えることは

非常に不自然です。

 

やがてその抑圧は怒りになります。

 

その怒りは破壊をもたらします。

 

愛を破壊し人の人生と生命を破壊します。

 

私は性に対する罪悪感が

人類に不幸をもたらす

大きな原因だと思っています。

 

母親に性器をいじっていたことを

とがめられただけで

魂に深い傷を負わせてしまうのですから…。

 

人生の目的は幸せに生きることです。

 

喜びをもって生きることが

人生の最大の意義です。

 

セックスに罪悪感をもつことが

いかに幸せを遠ざけることでしょう。

 

もうセックスを…

 

ふしだらなこと

いかがわしいこと

いけないこと

恥ずかしいこと

悪いこと

おぞましいこと

汚らわしいこと

 

こんなふうに思うことは止めましょう。

 

セックスをおぞましく扱うから

不愉快なアダルトの性が蔓延するのです。

 

セックスは男女に幸せをもたらす

最高の行為なのです。

 

神さまからの最高のギフトなのです。

 

これがこらからの新しい価値観です。

 

この新しい価値観が

これからの人類に幸せをもたらすのです。

 

アダム徳永

 

 

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